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734 :墓 ◆oJUBn2VTGE
2009/08/16(日) 11:08:59 ID:yWlHCO0/0


暑い。
我慢ができなくなり、上着を脱いで腰に結んだ。
一息ついて山道を振り返る。
林道が何度も折れ曲がりながら山裾へ伸びている。下の方にさっき降りたバス停が見えるかと思ったけれど、背の高いスギ林に隠されてしまっていた。
右手に握り締めた紙が汗で柔らかくしなっているのがわかる。
街を出るときは今日は冷えそうだと思ってそれなりの服装をしてきたのに、思いのほか強い日差しと山道の傾斜が日ごろ運動不足の身体を火照らせていった。
「よし」
たった一人だ。誰に咎められるわけでもないけれど、早く先へ進もうと思った。
足を踏み出す。
そのとき、遥か高い空から一筋の水滴が頬に落ちてきた。ハッとする。
山の天気は変わりやすいというけれど、見上げる彼方にはただの一つの雲もない。風を切る鳥の翼も見えない。
指で頬を拭う。
大気中の水分が、様々な物理現象の偶然を通り抜けて結晶し、落ちてきたのだろう。
ふいに、そうして立ち止まって空を見ている自分を、もう一人の自分が離れた場所から見ているような感覚に襲われた。
このごろはそういう、自分で自分を客観的に見てしまうのを止められないということがたまにあった。
本で調べたことがあったが、離人症という病気の症状に近いようだった。
そら。
首を捻るぞ。
不思議だな。そう思う。
そうしてまた歩き出すだろう。
ちょっと不思議でも、しょせんただの雨粒なのだから。
そんなことより、わざわざこんな山の中までバスを乗り継いできたんだ。
早く進もう。
どうしたんだ。
立ち止まったまま。


735 :墓 ◆oJUBn2VTGE
2009/08/16(日) 11:12:39 ID:yWlHCO0/0


そんな取るに足りない出来事に、なぜ心を奪われる?
無意味だよ。
考えたって、きっと意味なんてない。
それでも君は待っている。
誰かが静かな声で問いかけるのを。
「…………って、知ってるか」
そして日常のすぐ隣にある奇妙な世界を覗かせてくれるのを。
目に映っているのに、そんな場所にあるなんて思いもしなかったドアを開けてくれるのを。
けれど知っている。
今はそれも無意味だと。
さあ先に進もう。いくら待っていても、その人はドアの向こうに消えてしまったのだから。

大学三回生の冬だった。
オカルト道の師匠がいなくなってから、ようやくそのことを自分の中で整理をすることができるようになりはじめたころ。
俺は師匠のことを知る、ある人物から一枚の地図を手渡された。市販のものではない。半紙に手書きされたものだ。
「一度行ってみるといい」
他に客のいない喫茶店は、自分の知らない過去の匂いがして居心地が悪かった。
「なんですかこれ」
目立つ矢印のついた地図に目を落としながら訊いた俺に、彼はよれたネクタイの先をいじりながら言った。
「墓だ」
彼岸は過ぎちまったけどな。
彼はそう言ってカウンターのマスターに向き直るとジェスチャーで水を頼んだ。
誰の、とは訊かなかった。すぐにわかってしまったからだ。


736 :墓 ◆oJUBn2VTGE
2009/08/16(日) 11:15:32 ID:yWlHCO0/0


加奈子さんという、師匠のそのまた師匠にあたる人だ。俺は師匠や他の人から彼女にまつわる様々な話を聞くにつれ、まるで古くからの知人のような親近感を抱いていたのだが、よく考えると彼女の写真一枚見たことがないのだ。
人となりを知った気になっても、俺の中にいる彼女は輪郭だけの存在だった。
お墓があるなんて思いもしなかった。もっと非現実的な遥か遠くへ消えてしまったような気がしていた。
「行ってみますよ」
そういって頭を下げた。

風は乾いている。もう雨粒一つ落ちてきそうにない空の下をようやく歩き始めた。
地図をもう一度広げる。目指す場所はもう少し山の上の方のようだ。
登り続けると、やがて道路の舗装がなくなり、轍の抉れた悪路になった。途中、前から軽トラがやってきたので、山側にへばりついて避けたのだが、その軽トラは片方のタイヤを中央の盛り上がった部分の端に引っ掛けるようにして走っていった。
車体が斜めに傾いて不安定な格好に見えたので不思議に思ったが、よく考えてみると抉れた二本の轍にタイヤを合わせれば、真ん中の抉れていない部分で車体の腹を擦るのだ。
なるほど。これも土地柄と、そこで暮らす知恵か。
俺はその道の盛り上がった真ん中に乗っかって歩いた。
崖側には向こうの山の中腹に広がる段々畑が見える。紅葉の季節は終わったけれど、空気は澄んでいて、心地よい山あいの風景が遠くまで見渡せる。
もう少しすれば雪が木々を化粧するだろう。
汗を滴らせながら歩き続けると、わかれ道になっているところに出た。片方に、名所になっている滝があるという控えめな看板がある。ナントカの滝。読めない字だった。
地図の通りだ。滝がない方の道を選ばなくてはならない。それが少し残念だった。
遠くで山鳩の声がする。
水筒で喉を潤しながら歩き続けてようやくそこにたどり着いた。
山の斜面を登ったところに立っている、ささやかな墓石。見晴らしのよい場所だ。


738 :墓 ラスト  ◆oJUBn2VTGE
2009/08/16(日) 11:17:14 ID:yWlHCO0/0


眼下には麓の集落と、そこを割って流れる川が細い身体をくねらせる蛇のような姿を湛えている。
俺は木の根っこを手すり代わりにしながらなんとかそこへ登ると、「はじめまして」と言った。
応えるように気持ちの良い風が吹き抜ける。
「よいところですね」
狭い足場にただ一つひっそりと佇む苔の生えた石。その両脇には花を供える竹筒があり、枯れたしきびが顔を覗かせていた。
師匠もここへお参りすることがあっただろうか。
黒ずんだお供え物の跡を見ながらふとそう思った。
背負ってきたリュックサックを下ろし、線香を取り出す。マッチを擦って火をつけ、すぐに手を振って消す。そしてそれを持って墓石に近づいたとき、俺はハッとして立ち止まった。
え?
なんだこれは。
すぐには気付かなかったが、予想だにしなかったものがそこにあった。
その意味が脳に染み込むまで墓石を凝視する。
だんだんと心臓の拍動が早くなってくる。
え? え? え?
記憶のカギが音を立てる。半ば見落としてきた違和感の正体が連鎖するように形を成していく。
じゃああれは? じゃあ、あのときは?
君は。
混乱する頭で、一つ一つを整理しようとする。
線香の香りが立ち上り、ゆらめく不安定な過去へといざなわれる。
君は腹を立てる。なにも知らなかった自分に。そんな生き方をしたその人に。
君は悲しくなる。なにも知らなかった自分が。そんな生き方をしたその人が。
手から線香が落ちる。スニーカーのミシン目にそって蟻が一匹這っている。
綺麗な色の羽をした鳥が垂れ下がる木の枝にとまっている。どこからか湧き水の流れる音が聞こえてくる。涙が一筋だけ空に落ちていく。
そうして君は最後に優しくなる。
「あのバカ」
そう。
あのバカに。
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2009.08.16 | | コメント(51) | トラックバック(0) | 本編 | TOPへ

コメント

さっぱりだ・・・

2009/08/16 (日) 19:53:09 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

さっぱりすぐる

2009/08/16 (日) 20:57:33 | URL | 本当にあった怖い名無し #5M/LbKUA [ 編集 ]

どういう意味?

2009/08/16 (日) 22:34:25 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

師匠の車のトランクにあったもの?
失踪を読みなおしてみる

2009/08/16 (日) 22:43:53 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

師匠ー!!

2009/08/16 (日) 23:45:27 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

: わかりませんね。

喫茶店で地図を貰った場所は、京介のバイト先の喫茶店で、地図を手渡したのは小川調査事務所の小川さん。

加奈子さんの墓ではなく、実は師匠の墓石だった???

仮に師匠の墓だったとすると、どこかの時点から師匠は実は幽霊だったという事になりますが…。

さっぱりわかりません

2009/08/17 (月) 00:23:32 | URL | ノクヒロ #HdQ/wav. [ 編集 ]

: えー

ここに書き込むのは初めてとなります。
読み直しても分かりませんが、やはり師匠シリーズの途中のどこかで師匠は亡くなっていたのではないのでしょうか?
そして、師匠の墓を見て懐かしく感じて涙を流した
という事かもしれませんね。
自分も何も分からんくて推測の域を出ませんが、今の時点では見ている側の人たちに解釈を任せるという事と思われるので、俺はそう解釈しています。

2009/08/17 (月) 10:40:40 | URL | 本当にあった怖い名無し #WE/xn6Vw [ 編集 ]

: 全く

まったく解りません。
・・・これからこのシリーズはどう言う展開になるんだろうか。

2009/08/17 (月) 16:34:10 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

これって離人症というか、
筆者の事を自分自身と信じ込んでいる誰かの視点と、
筆者自身の視点が混在して書かれてるように思えますね。

筆者が「あのバカ」と言う様な人物は思い当たらないんですが

間崎京子の霊視みたいに、誰かが見てるか
あるいは背後霊チックなものが憑いて来て、
筆者と共に墓参りしてるって事はないでしょうか。

2009/08/17 (月) 21:42:51 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

・・・いやいや。
ウニさんが「あのバカ」って言う人は
師匠しかいないでしょ。

でも、時間軸的に師匠のお墓では無いんじゃないですか?
って言うか生きてると思いたいですね

2009/08/18 (火) 08:40:30 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

ゆるさねぇ…
ゆるさねぇぞ!おめぇら!
こいつは天津飯のうらみ!
天津飯のうらみ!
そして、天津飯のうらみ!
これが天津飯のうらみ!
そしてこいつが!
天津飯のうらみだ!

2009/08/18 (火) 13:34:08 | URL | 悟空 #- [ 編集 ]

サパーリすぐる。
「あのバカ」という発言は、加奈子さんが師匠に対して言ったような感じを受けました。加奈子さんの霊(?)がその辺に浮いていたというか? 視点が二人分あると考えると少し解りそうな気がしますが。離人症というのがキーワードっぽいですね。そして涙は、地面ではなく空に落ちていくんですよね…。

2009/08/18 (火) 19:13:48 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

離人症とのから
「君」は、ウニさん本人を外の視点から見てるってことのはず。

墓の場所を教えたのは、「よれたネクタイ」とのキーワードから小川さんと予想。

時期的に師匠が、謎の失踪を遂げてあまり経ってないので、師匠の墓とは考えにくい。

小川さんの元をウニが訪ねたのは、師匠の失踪の事に関して聞く為だろうと。

そして、加奈子さん(小川さんは確言してないが。)の墓の場所を教えた事より、
加奈子さんの墓には師匠の痕跡(生死どちらを表すかはわからない。)があると見た。

ウニさんが墓へ向かう途中で空から落ちてきたのはラストのウニさん自身の空へ落ちていった涙。

後、気になるのは途中で通り過ぎた軽トラ。
軽トラといえば…
滝と、墓以外に描写されていないので
その先には、滝と墓しかないと考えると
走りなれている=加奈子さんの墓参りに度々きている…


以上が私の考察です。

皆さんはどうお考えですか?

2009/08/18 (火) 22:27:12 | URL | L #LmMdU2V. [ 編集 ]

軽トラに師匠が乗っていたとしたら。


ウニが線香に火をつけてはっとしたことから、墓には先に火のついた線香がたててあった。
線香じゃないかもしれないが、墓石に何かしらの重要な痕跡があったように思う。

そこで先にお参りにきた人物がいるとわかる。

そのあとウニが涙を空に落とすことから、最初に落ちてきた雫は先にお参りに来た人物の涙ともいえる。

そしてもちろんその人物とは師匠。


っていう考え方もできないかな。


離人症のような症状で、君=ウニ。

師匠が軽トラで先にお参りに来てたのなら、ウニが最後に優しくなるのもわかる気がする。

2009/08/19 (水) 02:36:53 | URL | 通りすがりの師匠シリーズファン #uvrEXygI [ 編集 ]

ミスリードを誘っているんだろうけど、ちょっとやりすぎの感が。
読者が求めているのは恐い話であって、ミステリーではないように思うのだけれども。

2009/08/19 (水) 22:20:04 | URL | 本当にあった怖い名無し #LkZag.iM [ 編集 ]

でも筆者が書きたいのはいわゆる「怖い話」じゃないのよね、もしかするとおそらくたぶん

筆者の中で練りに練りすぎて、読者視点を客観的に想像しにくくなっちゃったのかなぁ…

2009/08/22 (土) 01:48:04 | URL | 本当にあった怖い名無し #QjSZ2aSY [ 編集 ]

もう怖い話でないことは確かですね
ぞわっと来るようなのが読みたいですね

2009/08/22 (土) 21:56:01 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

ちなみに俺が読みたいのは面白い話であって怖い話じゃないよ。

これからの話が楽しみになる最後だから文句はない。

2009/08/25 (火) 08:25:03 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

前みたいに純粋な怖い話じゃなくて、筆者自身も読者を楽しませようと努力してる印象。
師匠シリーズも大きくなりすぎちゃったからなのかな。
初期の頃のぞくっとするかんじと読みやすい文体が好きだったけど。
最近はちょっといろいろとまわりくどいかんじがする。
話自体は今のもまあまあおもしろいけど、やっぱり前のが好きだったな。

2009/08/29 (土) 04:25:18 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

確かに怖い話ではなくなってますが私はこれはこれで十分面白いし好きです。

まったく分かりませんでしたけど。

2009/08/29 (土) 17:02:19 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

小川さんは誰の墓だとも明言していない。
ウニが勝手にカナコさんの墓だと思っただけ。
これが最初のミスリードかなと思う。

はたしてそれは師匠の墓だった。
そして享年はかなり以前の日付になっていた。

「あの時は?」「あれは?」
亡くなった日付の後も一緒に行動していた。
いろいろ助けてくれたりもしていた。
もしかすると亡くなった原因もウニに関係していたかもしれない。

だからこそ、それに気づかなかった自分にも腹が立ち、
悲しくなった。

「そんな生き方を”した”」とある。過去形。
生きているのなら、”している”と表現すると思う。

最終的に優しい気持ちになれたのはつまり、
「ありがとう、安らかに」ということだと思った。

2009/08/31 (月) 01:13:25 | URL | 本当にあった怖い名無し #mQop/nM. [ 編集 ]

>はたしてそれは師匠の墓だった。
その解釈がしっくりときました。
そう思って再度読むと自分には納得出来た。

師匠には本当に生きていて欲しかったけどなあ。

2009/09/05 (土) 17:12:45 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

謎が多いよね、このシリーズ。
そうめんの話も何なんだろう……。

2009/09/07 (月) 22:49:22 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

これはイカンと思うわ。
一人称小説なら「私」が知ったものは作品中で開陳してほしい。
それで想像を促す物語になっているならいいと思う。
しかし、手がかりを与えず犯人を推理しろというような今回の作品は「違う」と思う。
少なくとも私は個人的に、ウニさんにはウエルメイドな作品を期待しているし、その才能は抜群だと思っている。
この作品が変な寄り道だったとしたら、作家研究的には興味深いだろうが、独立した作品としては評価しかねる。

2009/09/10 (木) 22:47:25 | URL | 本当にあった怖い名無し #jNKWluxY [ 編集 ]

自分には何度読んでも難解でした。
最後の1ピースがはまったら全てが明らかになるんですかね。

この話が今までの話と違うと感じたのは、
一話から今までは師匠との記憶をたどっていたのに、今回は新たな師匠とのエピソードが出てきたということ。現在の師匠にまつわる話になっていると感じました。
あくまで、#mQop/nM.さんの解釈を元に考えたわけですが。

2009/09/10 (木) 23:44:27 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

理解できないから嫌って言う人は
ほんとにオカルトが好きなのかい。。。

2009/09/17 (木) 01:24:58 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]


「理解できない」の意味するものが違うでしょう。
オカルトに関しては、科学的に説明がつかず「理解できない」現象。
ただし、その現象を物語るには上手い下手がある。
「墓」に関しては語り方が失敗しており読者に伝わらないので「理解できない」
ウニ氏もこれだけ書いているから、構成や語り口を試行錯誤する時期もあると思う。
だから、失敗作があっても構わない。
ただ、変に信者のようになって、否定的な感想に不毛な文句を言うのはどうかと思う。

「墓」のストーリーは理解できないことで感動が生まれる形式の物語ではないと思うよ。

2009/09/20 (日) 02:07:39 | URL | 本当にあった怖い名無し #jNKWluxY [ 編集 ]

↑「理解できないことで感動が生まれる形式」って例えばどんなの?
思い当たらない。

2009/09/21 (月) 08:17:28 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]


「理解できないことで感動が生まれる形式」って書き方が悪かったかもしれない。
「物語の中で読者に解答が与えられない作品」と読みかえてくださったほうがよいかも。
このシリーズだと「雨音」が白眉。
カフカの「変身」もグレーゴル・ザムザが虫になった理由は、読者には「理解できない」でしょう。

2009/09/17 (木) 01:24:58の※の「理解できない」というのはそういう文脈でしょうから。

2009/09/22 (火) 01:50:14 | URL | 本当にあった怖い名無し #jNKWluxY [ 編集 ]

これが師匠の墓で死んだ後にも会ったとすると
最後に会ったのは「失踪」になる
それを踏まえて「失踪」を読むと結構面白い
夜の九時に学食で偶然会うってのもなんか変だし
失踪してすぐに親戚の叔母さんがアパートを引き払いにくるってのも違和感がある
叔母さんの態度からして師匠が失踪したからきたんじゃなく死んだからきたんじゃないかと
その以前の様子から見ると自殺したね・・師匠


2009/09/24 (木) 23:19:54 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

もしかしたら「跳ぶ」の頃には亡くなっていたのかも知れないね。
時系列で読んでて思った。
「向こう側」に誘うはずがウニは跳べなかった、という意味に感じたよ。

2009/09/25 (金) 00:26:20 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

何度か読んでふと思ったのですが、お墓参りに行ったのは「師匠」って事は無いです??
どうも、ウニが師匠を「あのバカ」って言うのがしっくり来なくて。

加奈子さんの話のあたりはウニで、お墓参りに行っているのは師匠とか…

2009/09/30 (水) 13:04:33 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

「加奈子さんという、師匠のそのまた師匠にあたる人だ。」 という記述があるからそれはないと思う。

2009/10/01 (木) 23:15:19 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

「加奈子さんという、師匠のそのまた師匠にあたる人だ。」 の所の{そういって頭を下げた。}のあたりまではウニ視点で、
お墓参りは師匠視点かな~と…
ウニと師匠の視点が混ざってるような…
師匠には生きていて欲しいから無理やりそう思いたいだけかも知れませんが…
読めば読むほど分からなくなって来るんですけどね(・・?

2009/10/02 (金) 15:22:15 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

ウニは師匠の脳内存在だった、とか?

2009/10/04 (日) 12:59:00 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

ほぼ#mQop/nM. さんの解釈に同意。
『離人症』をキーワードに、ウニは師匠の死をきっかけに多重人格を持ってしまったんじゃないかな?
客観的に見ているウニが、本来の人格。作中に「いくら待っていても、その人はドアの向こうに消えてしまったのだから。」という所から、本来の人格は、師匠が死んでしまったことを知っている。
ウニは、師匠の死後、他の人格メインで活動しており、小川さんがウニに現実を確認させるために地図を渡したって話じゃないかな。

2009/11/11 (水) 12:48:56 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

師匠(ウニの師匠で男性の方)の墓であったと考えれば得心が行くけどね。

2009/12/07 (月) 21:50:22 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

失踪にある「死体をどこに埋めるのかが・・」っていうセリフが引っ掛かって。。
師匠は加奈子さんの眠る場所を探していたんじゃないでしょうか・・

2010/05/05 (水) 21:38:23 | URL | 本当にあった怖い名無し #k9MHGdfk [ 編集 ]

: はじめまして

本日この師匠シリーズを知り、読破しました。
師匠が亡くなった様な描写になってますが、少なくとも3回生の春までは生存してますよね。
スロットで誰かに突き飛ばされてますね。
寝るまでにもう一度全部読んで見ま~す^^

2010/08/07 (土) 19:49:24 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

ずっと鍵が開いていたアパート…

2010/08/08 (日) 14:14:01 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

綾の能力を利用して、師匠と加奈子が入れ替わったんじゃないかと思った。
加奈子の死に師匠が強く関係していた故に。
いろんな説があるけど、この説はもう既出?

2010/08/12 (木) 03:27:03 | URL | 本当にあった怖い名無し #vu3fy0CQ [ 編集 ]

加奈子さんの墓石を見て誰か(たぶん師匠)と同じ姓だったと気づく。そして師匠の思い出話の中にあった違和感を思い出す。君=師匠。その人=加奈子。師匠は加奈子と血縁で何か事情があった。その事実に気づきあのバカと泣き失踪。てのはどお?師匠と加奈子が逆かも。君=加奈子?

2010/09/23 (木) 23:21:13 | URL | 本当にあった怖い名無し #ftr86F3A [ 編集 ]

師匠が死体を埋める場所を探してたっていうのが加奈子さんの死体のことだったんじゃないか
師匠は加奈子さんの死体を埋める場所を探してたんじゃ

2010/10/11 (月) 00:50:50 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

「あのバカ」というのは師匠の言葉で、
「あのバカ」=離人症で離れた大学生の頃のウニさんの人格
に対して師匠が優しくなる。という解釈で私は読んだんですが、さすがにこれはぶっ飛びすぎでしょうか?w

2011/08/18 (木) 02:39:41 | URL | 通りすがりの名無し #- [ 編集 ]

「はじめまして」ってあるし、墓参りにきたのはウニだよね多分。
線香に火をつけ、墓石に近づいて、何かを見た?
名前とか、墓石自体とか…やっぱり名前ではなかろうか。
加奈子さんではなくほかの誰かの墓だった説が有力かと。

加奈子さんがまだ生きてたときの話を見ると、そのころ師匠はまだ狂ってなかったみたい。
今までは加奈子さんを殺したと思ってたんだけど、これを読んで誰も殺していなかったんじゃないかなと思った。

違うかな?

2012/02/23 (木) 19:10:41 | URL | 本当にあった怖い名無し #- [ 編集 ]

師匠と加奈子さんがじつは結婚していたってことでいいのかな?
いやなんとなくね…

2012/03/06 (火) 04:58:12 | URL | #- [ 編集 ]

離人症ってのに注目してみると
君=俺は多分あってると思う。
過去の自分を“君” っていう他人みたいな呼び方をしてるんですね。理由はわかりませんが。

〉〉それでも君は待っている。
誰かが静かな声で問いかけるのを。
ここで出てくる“誰か” は君=俺で考えるなら当然師匠ってことになる。

〉〉さあ先に進もう。いくら待っていても、その人はドアの向こうに消えてしまったのだから。
ここの“その人” も師匠。
ドアの向こうはオカルトの世界なのかあの世なのかは不明だけど“俺”の手の届かない場所。
ちなみにこの段落は他の段落と違う時系列での回想じゃないかなと思います。


あとは最後の方にある
“そんな生き方をした” って表記からその人は現在は“俺” の前には居ない=失踪しているもしくは死んでいるってことになりそうですよね。

最後に
〉〉すぐには気付かなかったが、予想だにしなかったものがそこにあった。
ここの”予想だにしなかったもの” の正体が分かれば推理の幅も広がるんですけどね…
過去の“俺” の無知と師匠の生き方に腹を立てたり悲しくなったりするようなものということで思いつくものと言えば黒い手とかですかね?
捨てたと見せかけて師匠が回収していた、願いを叶える力で甦らせたい人(加奈子)がいた。
が、願いは叶わなかった。(師匠の失踪も黒い手の力が~とか言えば説明つくかも?)
あくまでも仮定の話ですけど、考えてみると面白いものですね。
黒い手はすぐにはそれが何か分からないでしょうし予想だにしないもなですし、記憶のカギが~の件で“俺” にとっては過去のものであることが分かりますし。
黒い手なんかに頼る師匠をあのバカと称すのにもわかる気がしないでもないですよね。
まぁ、しつこいようですけど仮定で僕の想像の話です。

2012/04/09 (月) 08:15:58 | URL | 本当にあった怖いたかし #tHX44QXM [ 編集 ]

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